ヨカッタ！

３月３０日
用事があって、午後から根津の家元のお宅へ。
原稿の仕事の最中だったが、手を休めて３０分ほど話をしてくださった。
お顔の色艶もよく、「快適だ」とおっしゃっていた。
今、師匠が考えている落語のことも少し聞かせていただく。
元気な師匠の姿に安堵。
ヨカッタ！ヨカッタ！

ブタ蔵出し

まずは王道、
目黒　とんきのロースかつ

オープンキッチンで、職人さんが揚げ油に手を入れているのには驚いた。
とんかつは塩で食べてもウマイよねぇ。

サンフランシスコの日本町で食べたしょうゆラーメンとセットで出てきたソースカツ丼


香港国際空港内 味千拉麺 のチャーシュー麺

日本の味千ラーメンとは味が違った。

同じ香港でもこれは胸を張って紹介できる！
ザ・ペニンシュラ香港の広東料理レストラン Spring Moon 嘉麟楼のパイナップル入り酢豚

一般的な酢豚は豚の角切り肉を使っているが、
ここの豚肉は薄めにカットされていて、脂身は比較的少ないのにとてもジューシーで柔らかい！
そして、生のパイナップルの自然な甘酸っぱさが肉の味を引き立てている。
酢豚にパイナップルは許せないという意見は多いが（私も昔はそうだった）、
これを食べると酢豚にパイナップルは欠かせないと思う。
「ずっと誤解していてゴメンよ～」とパイナップルに謝っちゃう！
このレストランはどれも美味しく、この店で食べるために香港に行くと言っても過言ではないほど。

福岡天神　天ぷらひらおのブタ天

ブタ肉の天ぷら大好き！！
カリッと揚がったところを天つゆで少ししんなりさせてパクっとな！
ブタの香ばしさがたまらない。
高級な天ぷら屋さんでは味わえない幸せがあるのだ。
福岡は定食屋さんみたいな天ぷら屋さんが美味いぞ。
だるまというお店も有名です。

横浜のワインバーＡの豚のショウガ焼き

他所で散々食べて飲んだ後だったのけれど、日替わりメニューにあったので迷わず注文。
かなり美味しくいただいた。
白いご飯で食べたかったな～　白いワインでいただいたが…

パン パシフィック 横浜ベイホテル東急 カフェ トスカ の
キッチンスタジアム ランチブッフェで食べられる山ゆりポークしゃぶしゃぶ

卵白のメレンゲで蓋をした鍋で、係のお姉さんが一人前ずつしゃぶしゃぶしてくれる。
ぽん酢、ゴマダレ、中華ダレ、大根おろし、水菜、レモン、薬味などが置いてあって、好きなように味付け。
あたしゃおろしぽん酢が好きなんでね。
ビールを飲みたかったけど、このあと後輩に稽古をつけるので我慢したブー！！

以上、いろいろなブタがひとりブタの源になっているのだ。

明治座

３月１５日
コント赤信号の小宮孝泰さんが、私の『元犬』をベースに落語を覚えてくださった。
稽古というのもおこがましいのだが、
「一度みてもらわないと。勝手にはやれませんから。」
と律儀におっしゃるので、小宮さんが出演されている明治座の楽屋へお邪魔した。
今月の明治座は小林幸子さん座長の特別公演で、
『かあちゃん』という人情喜劇と歌謡ショー『'10 華麗なる幸子の世界』の二部構成。
小宮さんがお席を用意してくださったので、客席から公演も拝見した。

お稽古は一部と二部の幕間３０分に楽屋に伺った。
さすがに落語への洞察が鋭く、小宮さん色の『元犬』で、
サゲも「生志さんのままでは悪いので…」と謙遜されつつオリジナルを考えていらした。
多くの落語家がこのような作業をやらないのが不思議だけど、まぁそれが落語家なのかとも思う。

この日は公演終了後に小林さん主催の中日の飲み会があり、
スタッフ、キャスト総勢６０名の宴に私も参加させていただいた。
図々しいとは思ったが、小林さんが「ご一緒にどうぞ」とおっしゃってくださって、
小宮さんのお心遣いもあったので、お言葉に甘えることにした。
小林さんは気さくな方で、偉ぶらず明るく陽気にスタッフや端役の方たちにお酒を注いで回っていらした。
皆さん盛り上がる！盛り上がる！！
私にまでお酒を注いでくださったので小噺をひとつご披露した。

小林幸子さん、ご馳走様でした。
そして何より小宮さん、お心遣いありがとうございます。
深く感謝いたしております。

人形町を歩いていたら、来月の東穀寄席のポスターが張ってあった

明治座のじゃなくてスミマセン！

生志の麺類日和

携帯電話に保存していたデータから、出しそこなっていた麺類の写真をまとめて公開！

まずは、福岡県西鉄久留米駅 味のタウンにある中華料理店のチャンポン

きくところによると、どうも歴史のあるチャンポンだとか。

続いて、福岡県大牟田市の県道沿いにあるラーメン店のチャンポン

昔ながらのドライブイン的な店構えで、
お世辞にもキレイとは言えない店内（店の中だけならこっちの方が歴史ある感じ）だったけれど、味は悪くない。

今度はラーメン。
サンフランシスコの日本町 ジャパンセンタービル内にある Suzu Japanese Restaurant のしょうゆラーメン

１５時くらいに行ったら、他のレストランは暇そうにしていたのに、ここだけ賑わっていたので入ってみることにした。
さっぱり系のちゃんとしたしょうゆラーメンだった。
塩ラーメンと味噌ラーメンもあったけれど、一人じゃ食べきれないから我慢した。
白人女性は NABEYAKI （鍋焼きうどん）を食べている人が多かった。

最後は、サンフランシスコ空港のＵＡラウンジで発見したカップ麺。
きつねらーめんだぞ！？


出来上がりはこちら

マ◯ちゃん赤いき◯ねの麺が細くなって油揚げを細かくしただけといったシロモノだった。

以上、夜中にご覧になると毒ですよ。
あ～　オレに毒だぁ～！！
うどん食って寝ちゃおっと！

おめでたい

３月２日
六代目圓楽襲名披露パーティーに出席するため帝国ホテルへ。
いやぁ～、盛大な披露宴だった。
芸能界、スポーツ界、大物政治家、マスコミなど、錚々たる顔ぶれの招待客。
そんななか、祝辞のトップは先週退院したばかりの我が師匠。
取材のテレビカメラがずらり並ぶ前で、いきなり放送では使えないスピーチ。
まごうかたなき立川談志だ。
声も以前お見舞いに伺った時よりも更によく出るようになっていてちょっと安心。
続いて「先ほど退院してきた」と司会の小朝師匠の紹介で歌丸師匠が登檀され、
「今日来て嬉しかったのは談志さんが生きていたのがわかったこと」と、
７００人の客を沸かせた。
その後、馬風師匠が
「本日何より嬉しかったのは歌丸さんが生きていたのがわかったこと」と続けて、
場内をさらっちゃった。
こんな言い方すると怒られるかもしれないが、『素敵なジジイたち』だ。
落語家ブラボー！
ここに先代の圓楽師匠がいらっしゃったら、もっとブラボーだったことだろう。
各協会の垣根を越えて、大勢の落語家が集まることができたのは、
楽太郎師匠、いや、六代目圓楽師匠のお力にほかならないだろう。
今夜この場に落語家の一人としていられた幸せに感謝。
そして、襲名おめでとうございます！！

会場が広いので、ステージの様子はスクリーンに

続き

in SAN FRANCISCO

ホテルでの朝食はこんな風景を見ながら。


目玉焼きはターンオーバー、付け合わせにポークソーセージとポテト。

これに、ホワイトトースト、ルビーレッドグレープフルーツジュース、お茶はアールグレイ。
でも、ご飯と海苔が欲しい…

２日目の朝食
スクランブルエッグに付け合わせはカントリーハムをチョイス。
なぜ選択肢にご飯と海苔がないんだろう…


バーガーキングで、ハンバーガーをぱくつきながらガイドブックを見ていると、
すぐ近所に庶民派日本食レストランがあることが判明。
こりゃあハンバーガーなんて食べている場合じゃない（食べたけど）と、その店に直行。
なるほど、日本の定食屋みたいな店内。
早速カツカレーをオーダーだ。
めでてぇや、ビールもくれーっ！！アサヒスーパードライ大瓶だぁ。

な、何でうどんもあるの？
メニューをよく見たら「ミニサラダとミニうどん付き」と書いてある。
が、これミニじゃないよ！
ミニうどんはお椀に入っているでしょ。
立派などんぶりに入って「ミニで～す♪」って言われてもなあ…
スクリーンのメグライアンが守ってやりたくなるような可愛い女に見えても、
実物はこっちを守ってくれそうな大女みたいなものか…、
日本の定食屋のようでも、ここはアメリカなんだよな。

ブタ帰国

ただいま～っ！！
取り急ぎ食い物の報告を。

in LAS VEGAS

ＬＡに本店があるPINK'S HOT DOGSのホットドッグとハンバーガー。
どちらもNAKED（プレーン）
これに、オニオン、トマト、チーズ、チリ、ピクルス、ベーコンなど、好きなようにトッピングする。


CHILI FRIES

フレンチフライにのっているチリソースはひき肉たっぷりで、それほど辛くない。
これを白いご飯と一緒に食べたくなった。

FASHION SHOWというショッピングモールのフードコートでみつけたPORK UDON

げっ！！うどんにトンカツ！？
ところが、トンカツは薄くカリッとしていて、
うどんも、「そばのついでにうどんもやってます」みたいな東京のセコなうどんより旨かった。
多分、○ト吉の冷凍うどんみたいなのを使ってるんだろうけど…
カ○吉の冷凍うどんは凄いよねぇ。

WORLD OF COCA COLAでのFLAVOR SHOT TRAY
利き酒ならぬ、利きソーダ。

コーラ好きの私でもこりゃ勘弁してって感じ。
チェリー味まではいいけれど、チョコレート味はいけません。
帰りに脇で口直し。ペプシを飲んだ。

憧れのサンフランシスコ

２月２２日
ラスベガスからサンフランシスコへ戻ってきた。


中高生の頃に憧れた、イーストウッド主演の映画『アルカトラズからの脱出』の舞台であるアルカトラズ島にも行ったよ。


サンフランシスコといえばお約束、フィッシャーマンズ・ワーフにも行ってきた。

クラムチャウダー

フライドカラマリ（イカフライ）


春節（旧正月）の時期と重なったせいか、今回の旅ではどこでも「チャイニーズか？」と尋ねられることが多かった。
「とんでもない！」と、堂々と『ＪＡＰＡＮ』のＴシャツ。
たまたま持ってきていてよかった！

オリンピック選手ばかりがＪＡＰＡＮを背負っているわけではないのだ！！

来たアメリカ！

２月１７日から、サンフランシスコを経由してラスベガスに来ています。

博打ではなく、ショーを観るのが目的です。

詳しくは帰国後のＬＩＶＥで…

せっかくだから、現地ツアーでグランドキャニオンまで足を伸ばしてきました。
高所恐怖症なもんで、手すりのところまで行けない…

総帥のオススメ

２月６日
明日からの西日本ツアーを控え、元町の美容室で散髪。
本日の横浜は冷え込みが厳しく、さすがのブタ野郎も寒くてたまらない。
こんな日は鍋料理だ～と、リバーサイドの秘密基地、カフェＪのＪ鍋を食べに行くことにした。
お気に入りの『トマトスープの肉セット』を注文しようとしたら、
総帥（この店のオーナーシェフのことをこう呼ぶ）から、
本日のスペシャルメニュー『豚肉とたっぷり野菜の塩バター鍋』をオススメされた。
「じゃあ、その『豚肉たっぷりと野菜ちょっとの塩バター鍋』ください！」とオーダーした。
それがコレステロール…あ、いやコレだ！

塩味のスープに豚バラ肉がよく合う。
豆腐、チンゲン菜、きのこ、キャベツなども入ってた。
バターが溶けて、コクのあるスープに変わっていくのがこの鍋の醍醐味だな！
「総帥万歳ーっ！！」

こ～んなの貰っちゃった！

１月２９日
渋谷の『志の輔らくご in ＰＡＲＣＯ』へ。
私の行ける日と休演日が重なることが多く、千秋楽の３日前にやっと行けた。
開演前に楽屋に挨拶に行くと、
「横浜文化賞受賞のお祝いだよ」と帯源の帯を手渡してくれた。
前座に聞いて、私の持っていない色をちゃんと選んでくれているところなんざ、さすが志の輔師匠！！
直筆ののし紙まで…


終演後、打ち上げ、二次会、三次会と、疲れ知らずのパワフルな師匠。
三次会は久し振りに“サシ”で落語談義。
にぎわい座のカウントダウンで演った『二番煎じ』を褒めてもらったのは嬉しかった。
ちゃんと聴いていてくれたというだけでありがたいんだけど。

千駄木、石川町

１月１７日
午後から千駄木の踊りの稽古場に出向く。
３０日に行われる恒例の新春初顔合わせの打ち合わせ。
私は踊らずに喋るだけなんだけど…。

夜はチャコールグリルＧの開店１周年のお祝いで石川町へ。
店内は椅子をとっ払ってスタンディングスタイルにしてあったのだが、
店内にぎっしりのお客さんで賑わっていた。
料理の美味しさはもちろんのこと、オーナーやスタッフの人柄の良さが、
これほど多くの皆さんに愛される理由なんだなあと感じた。
幸せに満ちた空間は居心地がよくて、ちょっと飲み過ぎてしまった…。

ローストポークをほおばるブタ野郎

久留米の食堂

１月７日、８日
久留米で『点心寄席』と『琥珀亭オトナ寄席』。
そのため、久留米に２泊することになり、昼間は久留米をグルメ探索。
１年ぶりに西鉄久留米駅そばのＦ食堂に入った。
昔ながらの駅前食堂の風情があっていい。
メニューは、かつ丼、親子丼、オムライス、チキンライス、カレーライス、カツカレー、
焼き飯、焼きそば、チャンポン、うどん、目玉焼きなど…
定食は、カツ定食とテキ定食。
何テキだかわからないけど…
ブタ野郎はカツ定食に決まってらーい！
薄っぺらなトンカツは久しぶり。
おまけにカツの上にケチャップが最初からのっかっていて、ソースを選択する余地を与えない。
しかも、写真ではわかりにくいけど、キャベツの切り方も子供がままごとで切った葉っぱみたい。
すごいぞ、Ｆ食堂の親父！
哀愁のＦ食堂バンザイ！！

帰省

１月６日
実家に帰る。
福岡は寒い…
犬のラブリーも冬支度をしていた。


結局、姪と甥へのお年玉は減額しなかった。
でも、誕生日にメールがなかったからお年玉予算の削減を検討中とブログに書いたら、
「減額はダメですよ～」とコメントがあったことを姪に伝えた。
すると姪は「とてもありがたい人だ」と感謝していた。
オレにも感謝しろっつーの！！！

これからは、たまにしか会わないブタ野郎にでもなついてくれる犬野郎に目をかけようと思った瞬間だった。

大晦日

１２月３１日
２００９年も今日でおしまい。
今年は本当にいろいろなことがありました。
特に、入院手術の経験は私にとって大切なことを考えるいい機会となりました。
それは「後悔しないための生き方」とでも言えばいいのでしょうか…。
今までもそうしてきたつもりだったけれど、
改めて考える機会を得たことで、突き詰めて自分に問いかけてみました。
行動力と思考力のバランス、どちらを優先させるかは自分のインスピレーション。
最後は運を天にまかせる大胆さと覚悟。
生きていくにはそんなものがあればいいのかなと、４６歳の私は思っています。
落語家でいられることの幸せに感謝し、その感謝の気持ちを高座でお返しする、
そのために、自分にできる精一杯のことをしよう、
そんな当たり前のことにも気づかされました。
それも全てお客様あってのことです。
一年間どうもありがとうございました。
立川生志

今年最後の写真は、年越し蕎麦のかわりに、福岡ではおなじみウエストのうどん。
肉うどんに海老天トッピング。
健康の大切さが身にしみるオレなのに…　しょうがねえブタ野郎だ！

帰国

１２月２７日
貯まっていたマイルの有効期限が迫っていて、たまたま予定が合ったので、
ちょっくら香港まで特典航空券を使って出かけてきた。
特に目的があったわけでもなく、食っちゃあ寝るっ！て感じの旅だった。
２年ぶり３度目の香港は、中国本土からの旅行者が増えたような気がした。
あくまでも印象だが…。

点心


ビクトリアハーバーの夕陽


あっ、それから、今更で申し訳ありませんが、
誕生日のお祝いコメントをくださった皆さん、どうもありがとうございました。
ほんとに今更ですが…
ずっと気になっていたけれど、ブログ更新ができなかったので…。
ごめんなチャイナ！

４６歳

１２月１６日
誕生日でした…
１５日から１６日にまたいで、ＳくんとＭちゃんがお祝いのワインを開けてくれた。
ありがとう！
たらちゃんもありがとう。
今年は高校生の姪からの「おめでとう」メールもなかったな…
寂しいおじさんは、お正月にむけてお年玉予算の削減を検討中…
ちっちぇーな、４６歳のオレ！！

下関

１２月１１日
三夜連続独演会を終え、
自分へのご褒美（自分で好きなことをやって褒美も何もないが…）として
下関まで河豚を食べに行った。
地元では河豚は「ふく」と呼び、濁らない。
知人のＮさんの妹さんが下関に住んでいらして、その方がオススメの割烹Ｎを予約してくださった。
そのおかげか、女将さんや仲居さん方も親切で、天然とら“ふく”のコースを堪能することができた。

煮こごり、白子ポン酢、刺身、茶碗蒸し、寿司、味噌汁、唐揚げ、ひれ酒、鍋、雑炊、デザート
デザート以外はふく尽くし！ふく三昧！！　オフィスふくふく！！
ちょっと贅沢かな？とも思ったが…　まっ、ご褒美ってことで。

白子ポン酢は濃厚な味わい


ふくの刺身
やわらかいのにしっかり歯ごたえが…　ゼラチン質がプリプリの皮も完食


ふく寿司はとっても淡白
白味噌仕立ての味噌汁のほのかな甘味が嬉しい


ブーはふくの唐揚げ大好き少女だ


ひれ酒
「よっ、久しぶり」
胃袋と感激の対面を果たした


〆はもちろん雑炊でさぁね！


あ、食べるのに夢中で肝心の鍋の写真を撮るの忘れちまった…

横浜のカレー

１１月１９日
久しぶりの休みでゆっくりできたので、
大通り公園沿いの山小屋風のカレー屋さん『アルペンジロー』へ。
辛さの度合が山の名前で分けられていて、
野毛山、富士山、キリマンジャロ、アイガー、エベレスト、天国の順に辛くなっている。
私はいつも豚カリーのアイガーにごはん大盛なのだが、
今日はちょっと贅沢な横浜豚カリーを注文することにした。

カリーの前には、海の幸サラダとチョリソとくるくるをツマミに、
ハーフ＆ハーフで喉を潤してから白ワインを注文。
ワインは水筒に入っている。


そしてごはんは飯盒に。



豚ロースソテー、にんじん、じゃがいも、いんげんが、
小麦粉を使わないさらさらのスープ状カリールーにとっぷりと…


山登りは行きたくないけど、アルペンジローならいつでも行きたい！！
ブタ野郎ならぬ、ブタジローな私でした。

京都 ２日目

１１月１６日
せっかく久々に京都に来たので、１泊してちょいと観光。
南禅寺に足を伸ばす。
月曜日でも観光客の多いこと…さすが京都どす。
なので、本堂の脇で遠慮がちに…


国の重要文化財南禅寺の山門。
高所恐怖症なので、上には登らず下から紅葉ナメの１枚。


京都在住の知人お薦めの湯豆腐屋さん『奥丹』へ。
豆腐のコース料理のみ。
湯豆腐のほかに、胡麻豆腐、とろろ汁、木の芽田楽、精進揚げ、御飯、漬け物がついて３１５０円。
京都だと思うから食べるけど…


湯豆腐の鍋の中で、豚肉の薄切りをしゃぶしゃぶしたくなる。


豆腐づくしじゃ物足らず、永観堂の茶店でみたらし団子をパクつく。
『初天神』の稽古…


結局、それでも物足りないので、
街中に戻り、目についたお蕎麦屋さんで『天とじ丼』を注文。
しかも、ミニ蕎麦つきセットにした。
おだしが上品で、玉子ふわふわ結構なお味どした。

ネタおろし

１１月８日
明日の横浜にぎわい座『ひとりブタじゃん』は『鼠穴』のネタおろし。
前回ネタおろしの『地獄八景亡者戯』は
筋だけは古典でギャグはほぼ創作だったので、いくらか気楽に演れたが…
この緊張感は何と表現したらいいのやら…
皆さん楽しみにいらしてください！
毎度申していますが、私のＬＩＶＥはトータルでエンジョイしていただきます。
今回の構成はゲストも含めどうなってますやら！？
乞うご期待！！

横浜中華街にある長崎ちゃんぽんの店でちょっと息抜き…
頼むとウスターソースを出してくれる。

さようなら

１０月３０日
２９日遅くに、文都兄さんが亡くなった。
私は、博多の高座を終えてから通夜の行われている大阪に向かった。
志雲と全楽も東京から駆けつけていた。
後から来た志の八も加え、４人で夜中まで兄さんの思い出を語りあった。
優しい人だった。
お洒落で繊細で熱血漢で、ちょっとセコいところがあって、でも憎めなくて…
芸に真面目で面白いのに、自分で納得してなくて…
兄さんの高座は綺麗で好きでした。
「生志！また遊んでな？」って言ってたクセに…
早すぎだよ！
せめて来週の習志野寄席までは頑張んなきゃ…
その日程を決めた時だって、
「志雲の披露目とかぶらへんか？」って。
どこまで人に気を遣うんだろう、この兄弟子は…。
志雲の言葉を借りれば、
『こっちに降りて来てくれる兄弟子』の立川文都。
「もう降りて来てくんないだろうから、遊んでやりません！」
「そう言わんといて、あかんねん…」
兄さんの人なつっこい笑顔を思い浮かべると寂しさが余計につのってくる。

鍋のシーズン到来！

１０月１１日
友人のＭちゃんから「きりたんぽ鍋をやるので来ませんか？」とお誘いメールをいただく。
喜んでお邪魔する。
半袖Ｔシャツに首にタオルを引っかけて、完璧な鍋対応スタイル。
汗っかきのブタ野郎なもんでね…。

初めはオーソドックスに、鶏肉、ごぼう、舞茸、エノキ、せりで、きりたんぽをいただく。
その後、私の好みに合わせて豚バラの薄切りとレタスを入れてくれて、２度美味しいお鍋を満喫。
ご馳走さまでした～！
いやぁ、愉快な仲間とつつきあう鍋は身も心も温まるねぇ～。
もうそんな季節なんだよな。

みんな、見てますかー？

皆さん、コメントをどうもありがとうございます。
いつもちゃんと読んでいますよ。

今週は高座に上がる仕事はお休みですが、
打ち合わせやＤＭ作成などでちょっとバタバタしていました。
落語以外、何もしていないような私でも何かしらはしているんですよ。

ちょっと時間が空いたので、久しぶりに山下町のカフェに行きました。
ベルギービールのヒューガルデンホワイト樽生のラージは大きいよ！

バカンスの終わり

お祝いのコメントをお寄せいただきありがとうございます。
ハワイでの休暇を満喫し、明日の便で帰国します。
週末、大阪での『ひとりブタでっせ』に向けて調整バッチリです。
大阪の皆様、どうぞよろしくお願いします。

HOT DOGもいいけど、そろそろタコ焼きも食べたい…

夕焼け

９月１５日
個人的な旅行報告に反応してくださって、嬉しい反面、恐縮です。
今日は家元の『鼠穴』を聴きながら、プールサイドでのんびりしていました。

いろいろご期待の向きもあるでしょうが、
元来、活動的ではないので、
今回のハワイも特に何をしに来たというわけでもなく、
プールサイドで何もせずゴロゴロしています。
海は波にさらわれるのが嫌なので、あまり近づかないようにしています。
せいぜい、砂浜を軽く散歩する程度です。

そんなものぐさなブタ野郎が写したハワイの夕陽


夕陽のブーちゃん

ALOHA～♪

１３日から１週間、遅めの夏休みでハワイだ。
海外からブログを更新するのは初めて。
青い海、白い雲、しゅーっという音…　にならないようするぞ。

部屋から見えるワイキキビーチ

横浜たそがれ

中華街のはずれにある和食の店に行ってみたら、
遅い夏休みでお休みだった。
ならばと、大通りを渡ってブラブラ歩いて
姉妹店のカフェに行ったらこちらも同じく夏休み。
それで結局たどり着いたのがマリンタワー。

赤と白のマリンタワーがシルバーに塗り替えられてから初めて訪れた。
と言っても、ここに来るのは１８、９年ぶり。
前座の頃に家元の鞄持ちで行ったことがある。
何階だか忘れたがバーがあって、
そこに家元のお客様が何かのパーティーの二次会で家元を連れて行った。
前座修行中の私が飲ませてもらえるわけないので、
どんな店だったかも覚えていない。
その時、偶然にもドリフの高木ブーさんとエレベーターで乗り合わせた。
高木ブーさんは家元に軽く会釈をしていた。
エレベーターを降りると家元は、「ブーだ」と、小声でひとこと呟いた。
それが妙に可笑しかった。
「そりゃブーだろう！」と、私は心の中で家元にツッコミを入れたのを覚えている。
そんな出来事のおかげで、マリンタワーは私の思い出の場所のひとつになった。
あの頃は、まさか自分が『ブー』になってマリンタワーを訪れるなんて思ってもいなかった。

４階のレストランで食事をしていると、元町のＭさんとばったり。
お連れの方は元町商店街のマダムの皆様だとか。
Ｍさんもそうだけど、皆様お世辞抜きで綺麗な人ばかり。
Ｍさんが「落語家なのでよろしく」と紹介してくれた。
おまけに、マリンタワーの広報の方までご紹介いただく。
こうしてハマの人脈をじんわりと広げる『ブー』なのであった。

白く光るマリンタワー

浅草で

８月２２日
日本舞踊萩井流の年に一度のイベント、
『萩井流ゆかた会』が浅草見番で行われた。


私は踊りの出番はなく、小咄で出演。
あとは舞台の幕引き係、というか、メインは裏方の仕事だ。
なにせ男手が足りないので、お手伝いするより仕方ない。
また、宗家である高島屋こと四代市川左團次丈と、
萩井流家元の萩井栄秀先生には
ひとかたならぬお世話になっているので、
これくらいでお役に立てればお安いご用だ。
それに、袖でいろんな踊りを見ることができるのも勉強になる。
「こんなふうに踊れたらカッコイイなぁ」なんて思いながら見ている自分に驚く。
若い頃は『踊り』なんて、ちっとも興味なかったからなあ。
あと、今回驚いたのは、
自分の出番前に高座布団を自分で持って出ようとスタンバっていたら、
宗家の高島屋が袖に飛んでいらして、
私から座布団を奪うと、縫い目を確認しながら、（縫い目のない方が正面）
「師匠にそんなことさせるわけにはいきませんから、座布団の支度は私がします。」
と、あの渋い声でおっしゃる。
私が、「こちらこそ宗家にそんなことしてもらう訳にはいきませんから、勘弁してください！」と言うと
「シャレだから。」とニッコリ。

そして、本当に私の座布団を舞台に支度してくださった。
もちろんお客様は大喜び！
袖でも、かっぽれの桜川千代助師匠が
「生志さん、こんな贅沢な高座返しは二度とないよ。」と、
『いいモノ見せてもらった』とばかりに喜んでいらした。
茶目っ気たっぷりの高島屋は舞台でも楽屋でも格好いいんだよなぁ。
楽屋で、「１０月は御園座、なんてことありませんよね？」と尋ねたら、
「名古屋だよ。」のお返事に驚いた。
昨秋、私は滅多にない大阪での仕事があり、
高島屋もちょうど大阪松竹座に出演なさっていたので
松竹座の楽屋を訪ねたら
キタやミナミに連れて行ってくださったのだ。
１０月に名古屋で仕事があるので、まさかと思って聞いてみたら、
そのまさかなんだから、そりゃ驚くよ。
「ではお芝居を拝見しに…」と言う私の言葉を遮り、
「芝居なんていいから。どこかイイ店探さないとなぁ。名古屋じゃ行く店はもっぱら〇〇〇〇〇だから。」
と、関西地区中心の定食チェーン店の名前をあげ、
「あそこはご飯お代わり自由なんです。　…お代わりしないんだけど。」
って、もう、マジだかシャレだかわからない。
でも、わざわざ立ち上がって、
楽屋に掛かっていたカレンダーをめくって、１０月を黙って見ていらっしゃる。
私も慌てて立ち上がり、
「この日が仕事なんで、この日に伺おうと思います。」
と、カレンダーの数字を指差しながら言うと、
黙ったままゆっくりと元の場所に座りなおして、煙草に火をつけられた。
これで名古屋の予定は決まり！暗黙のうちに…。
「では何日にいらっしゃい。」
なんて念を押すような野暮なことはおっしゃらない。
ただ、高座返しのお礼を言うと、
「いいえ。これでご飯をご馳走になれるんならお安いことで。」
と、笑いながらおっしゃるので、
私が「もちろん、おまかせください。〇〇〇〇〇の冷しゃぶ定食。ご飯お代わり自由です！」
と、先ほどの定食チェーン店の名前を言うと、
『なんでぇい』てな顔をしながら、
「ぷっ！」と軽く吹かれた 。
ちょっと嬉しい瞬間。

そんなこんなで、萩井流の皆さん、お疲れ様でした。
特に、もう一人の男手シュウちゃん、お疲れ様ぁー！

お気に入り

ＪＲ石川町駅に近い、チャコールグリルＧの最近のお気に入りメニューがコレ！
リングイッサ チュミチュリソースとバケット

リングイッサは、チリ産ソーセージ（チョリソなどの辛いソーセージのことではない）で、
これを開いて、炭火でこんがり焼いて、
チュミチュリソースという特製のソースをつけて食べる。
ビールのつまみに最高！

このように、カリカリのバケットではさんで食べてもＯＫ。
チュミチュリソースは他の料理にも合うぞ。
以上、報告終わり。

コメントくださっている皆さん、どうもありがとう。
ちゃんと読んでますからね。